北信濃コミセンでバイオディーゼル燃料の活用実証試験を開始

掲載日:2025.02.12

北信濃コミセンでバイオディーゼル燃料の活用実証試験を開始
千歳市は2月10日から北信濃コミュニティセンターにおいて、コンビニエンスストア「セイコーマート」の店内調理品「ホットシェフ」の廃油を活用したバイオディーゼル燃料(BDF)を公共施設のボイラー燃料に活用する実証を始めました。
化石燃料の代替燃料であるBDFは植物由来の燃料で、植物がCO2を吸収して育つため実質排出ゼロとみなされるほか、既設ボイラーの更新や改修が不要であるため、クリーンかつ循環型の環境にやさしい燃料です。
10日は、市や町内会連合会、関係企業の関係者らが集まり、同コミュニティセンターでボイラーの点火式を行いました。
千歳市は2050年までに市全体のCO2排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目指しており、老朽化したボイラーの更新を迎えるまでの環境対策として、本体の改修が必要ないBDFの活用に着目し、市内公共施設では初となる取組となりました。
北信濃コミセンでバイオディーゼル燃料の活用実証試験を開始

北信濃コミセンでバイオディーゼル燃料の活用実証試験を開始